スジアオノリの栄養について
スジアオノリは「天然サプリメント」
スジアオノリにはカルシウム、鉄分、葉酸とビタミンB12など、身体をつくるのに大切な栄養素が多く含まれています。
他にも磯の香りを醸し出す物質ジメチルサルファイドには ”ストレス性胃潰瘍” に優れた効果があるという報告もあります。
つまり、スジアオノリは手軽に栄養が採れる「天然のサプリメント」なのです!
スジアオノリ
素干し100gあたりの栄養成分
- エネルギー:164kcal
- 炭水化物:41g
- 食物繊維:35.2g
- 脂肪:5.2g
- 飽和脂肪酸:0.97g
- 一価不飽和:0.50g
- 多価不飽和:1.65g
- タンパク質:29.4g
- ビタミンA相当量:1700μg
- βカロテン:20000μg
- チアミン(B1):0.92mg
- リボフラビン (B2):1.66mg
- ナイアシン(B3):6.3mg
- パントテン酸(B5):0.57mg
- ビタミンB6:0.5mg
- 葉酸(B9):270μg
- ビタミンB12:32.1μg
- ビタミンC:62mg
- ビタミンE:2.5mg
- ビタミンK:3μg
- ナトリウム:3200mg
- カリウム:2500mg
- カルシウム:750mg
- マグネシウム:1400mg
- リン:390mg
- 鉄分:77mg
- 亜鉛:1.6mg
- セレン:7μg
- 水分:6.5g
- ビオチン(B7):71μg
- 五訂 日本食品標準成分表より
秘めた青のりの効能
疲労回復に役立つビタミンB1、皮ふや粘膜の機能維持や成長に役立つビタミンB2、健康維持をサポート・脳神経を正常に働かせるためのナイアシンやビタミンB6、動脈硬化を予防やストレス緩和に役立つパントテン酸、新しい赤血球をつくり出すために欠かせない葉酸やビタミンB12など。
さらには抗酸化ビタミンであるビタミンC・Eを含んでいますので動脈硬化、皮膚や血管の老化防止、免疫力を高めてくれたりと多くの効能を持ちます。
また、骨や歯の構成に必要なカルシウム、リン、マグネシウムなどを含み疲労回復や利尿作用、高血圧の予防にも繋がるカリウムも豊富と、優秀な食材であるといえます。

きぬ青のりをおいしく食べよう♪
きぬ青のりには、さまざまな栄養素が含まれていることをご紹介させていただきました。
様々な食材と合わせることで豊かな磯の香りが加わり、いつもの料理に違った味わいを持たせる特徴もあります。
お弁当におつまみに、夕食の一品からスイーツまでも使うことができます。
弊社オリジナルの豊富なレシピもございますので、ぜひ自分の好みに合った食べ方を探してみてくださいね。

きぬあおのりの保管方法
賞味期限は常温保存の場合で印字しておりますが、一番おすすめの保存方法は冷凍保存です。
冷凍保存していただくと退色も避けられます。

きぬ青のり(スジアオノリ)とは
青のりは緑藻綱アオサ科アオサノリ属の仲間の総称です。
スジアオノリ、ヒラアオノリ、アオサなどの種類があり、地域によって呼び名・特徴とともに異なり、愛媛・徳島・高知・岡山などで採れる細い糸状の青のりは、スジアオノリと呼ばれています。
スジアオノリは、ストローのような筒状(管状)の細胞が、名前の通り成長するとスジになっていきます。日本各地の河口の汽水域に生息しており、四国では高知県の四万十川や徳島県の吉野川が有名です。暑さには弱く冬に繁茂期を迎えます。
わたしたちの「きぬ青のり」は、美しい宇和海の遊子で綺麗な井戸海水を使用して大切に育てている最高級品質のスジアオノリです。
細い糸のようなスジ状の葉は出荷の時期を迎える頃には草色の絹糸を束ねたようになります。その艶やかに輝く姿から 「きぬ青のり」と名付けました。